竜王の巫女シリーズ(設定)
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登場人物と用語解説。 シリーズが進むごとに増えます。 「黒竜の巫女」主役→紫姫 「蒼竜の巫女」主役→姫水 「紅竜の巫女」主役→桜姫 (人物はカタカナ、用語はひらがなで表記。) 神竜(彩華):しんりゅう(サイカ) 強大な力を持った竜。 神と呼ばれる高次元の存在のひとり。 水の眷属の頂点に立ち、世界を調整している。 千数百年前、巫女姫と恋に落ちた。 淡い虹色の髪と瞳を持つ。 巫女姫(糸姫);みこひめ(シキ) ある村に住んでいた力の強い娘。 15の時、湖で神竜と出会い、恋に落ちた。 彼の元に嫁ぎ、五竜を産み落とした。 黒髪に、黒い瞳で、15歳の時のままの外見。 巫女:みこ 特殊な力を持つ女性たちの総称。 特にここでは、糸姫の血筋の娘を指す。 五竜;ごりゅう 神竜と巫女姫の間に生まれた五人の竜王。 人間との混血であるため、 不完全でもある。 蒼竜、紅竜は双子。 竜金村:りゅうこんむら 巫女姫が住んでいた村。 大きな湖があり、そこと五竜の住処が繋がっている。 百年に一度、巫女姫の血筋の娘を捧げることになっている。 竜玉:りゅうぎょく 完全体の竜が持つ、力の核となる球体。 次代の竜王に受け継がれるので、 俗に竜の子に受け継がれる玉だといわれている。 玉(ぎょく)と呼ばれることも。 水鏡:みずかがみ 彩華と糸姫が、外に出られぬ息子、雪解のために造った水の鏡。 望むものを映す。 竜の鱗:りゅうのうろこ 竜の力が宿り、 持つ者に力を与えるという竜の鱗。 竜の力が強ければ強いほど宿る力も大きい。 逆鱗:げきりん 竜の顎の下に逆さに生えている鱗。 それに触れられると怒り狂って人を殺すこともあるという。 白竜(創貴):はくりゅう(ソウキ) 五竜の長子。創造をつかさどる。 白銀の髪と瞳を持つ。 二人の妻を持っている。 黒竜(雪解):こくりゅう(ユキゲ) 五竜の次兄。破壊と再生をつかさどる。 その力の特異さゆえに、 生まれたときから外に出たことがない。 漆黒の髪と瞳を持ち、紫姫を妻に迎える。 蒼竜(流藍):そうりゅう(リュウラン) 五竜の双子の片割れ。 一応、三番目にあたる。 水脈をつかさどり、蒼い髪と瞳を持つ。 咲姫と姫水という二人の妻を持っている。 紅竜(架炎):こうりゅう(カエン) 五竜の双子の片割れ。 一応四番目。 炎脈をつかさどり、紅い髪と瞳を持つ。 糸宝と桜姫という二人の妻を持っているが、 糸宝は眠り続けている。 緑竜(支世):りょくりゅう(シセイ) 五竜の末子。地脈をつかさどる。 緑の髪と瞳を持つが、 その力の不安定さゆえに、髪が肩までの長さしかない。 三人の力の強い妻を持つ。 紫姫:シキ 千年目に五竜に捧げられた十人目の巫女。 稀に見るほどの強い力を持ち、 妻を持つことが出来ないはずの雪解の妻となる。 黒髪に、紫の瞳。18で嫁いだ。 伽桜:カオウ 紫姫の父にして、村の長。 巫女姫の血筋。 姫水:キスイ 九百年目に捧げられた九人目の巫女。 紫姫の曽祖父の姉にあたる。 流藍に嫁ぎ、紫姫の話し相手となる。 力は巫女の中で一番弱い。 巫女としては若すぎる十五歳で嫁した。 咲姫:サキ 四百年目に捧げられた四人目の巫女。 村に結婚を約束した相手がいたが、 五竜の巫女候補が全員流行病で死亡したため、 無理矢理湖に投げ込まれることになる。 流藍に嫁いだ、力の強い巫女。 姫水とは逆に、巫女としては遅い二十歳で嫁した。 桜姫:オウキ 七百年目に捧げられた七人目の巫女。 力が強く、紅竜の力の不安定さを見て取って、 拒否する紅竜を一喝して、彼に嫁した。 意地っ張りで、気が強いが、情は深く子供好き。 紅竜を深く愛しているが、糸宝の存在と、 とある事情のためにその想いを決して口に出さない。 糸宝:シホウ 三百年目に捧げられた三人目の巫女。 黒髪に紫の瞳を持つ儚げな少女。 紫姫に容姿や雰囲気が似ている。 暴走した紅竜の力をその体内に封じ込め、 蒼竜によって氷漬けにされた部屋の中で覚めない眠りについた。 一目見たときから紅竜を愛し、そのために命を捧げた毅い巫女。 櫂:カイ 雪解に仕える水の眷属。 穏やかで物静かな青年体をとる。 両性体。 元は、彩華の側近。 繻螺:シュラ 流藍に仕える水の眷属。 口煩く世話好きな女性体をとる。 両性体。 元は、彩華の側近。 焔:ホムラ 架炎に仕える水の眷属。 寡黙で無表情気味な少年体をとる。 両性体。 元は、彩華の側近。 水の守人の末裔で、言霊を操る力を持つため、口数が少ない。
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